透析設備
透析ベッド
ユニットごとに吸気口と排気口を設け、空気循環を行っています。
感染症及び感染症疑いのある患者さんは個室にて透析を行います。
個室内はHEPAフィルターを常時設置し、弱陰圧を保っています。
8床×6ユニット
1床×個室2室
感染時隔離室(2室)
設備
透析支援システム(Future Net Web)、アーム式TV(個室を除く)
監視装置
HD(血液透析)は、血液と透析液の濃度差による拡散を利用した治療法です。 On-line HDF(血液透析ろ過)では、HD拡散を利用しながら、血液回路内に補充液を入れて水分や血液中の様々な物質をまとめて除去(ろ過)します。
多用途透析用監視装置 DCS-200Si/DCS-100NX
On-line HDF・I-HDF・HDの治療が可能です。
血液濃縮率、再循環率を測定し、ドライウェイト調整や除水量設定に役立てています。
個人用多用途透析装置 DBB-200Si / DBB-100NX
On-line HDF・I-HDF・HDの治療が可能です。
血液濃縮率、再循環率を測定します。急な透析を必要とする場合にも活躍します。
透析液水質管理
セントラルおよび患者監視装置については、透析終了後、次亜塩素酸ナトリウム洗浄(週3回)、クエン酸熱湯消毒法および熱伝導による消毒(週3回)を行います。
RO装置・全自動溶解装置・セントラルについては、週1回熱湯消毒を行い、全ての透析関連装置の消毒を可能にしました。
逆浸透精製水製造システム
(RO装置)
透析用水を作製する装置です。
水道水中の細菌および細菌から出る物質や塩素・カルシウム・マグネシウムなどのミネラル等を除去し、透析用水を作ります。
全自動溶解装置
透析液の原液を作製する装置です。原液ボトルの開封から溶解まで密閉回路内で自動化しています。
多人数用透析液供給装置
(セントラル)
透析用水と透析原液を調製して透析液を作製します。
すべての工程を自動化することでクリーンな透析液作製を可能にしました。